ここからさらにセントルイスに向かって南下して、今夜はローラで宿泊します。途中、足を止めたくなるハイウェイ沿いの小さな町がいくつもあります。特に見逃せないのが、ディキシー・トラックストップ、「Our Lady of the Highway Statue(マリア像)」、リッチフィールド、そして「Paris Stop Café(パリス・ストップ・カフェ)」です。ミシシッピー川に向かう途中では地下蔵「Meramec Caverns」にお立ち寄りください。また有名な橋、「Chain of Rocks Bridge」も見逃せません。ミズーリ州に入ります。ここは森林が草原と出会い、ミシシッピー川がミズーリ川と交わる場所です。「西へのゲートウェイ」と呼ばれるセントルイスでの短いライドを楽しみます。壮大なミシシッピーの川岸に沿ったこの素晴らしい街は、アメリカでも最高のライブミュージックとバーベキューリブで有名です。「すべての中心」として知られるミズーリ州のローラに向かいます。今夜はここで宿泊します。
今朝は早起きして、グレードプレーンの南端にあるパンハンドル地方を目指します。この地域は「真のテキサス」としばしば呼ばれています。テキサスらしい景色に出会えることは確実です。当時多数生息していたバッファローがアメリカ先住民たちとともにこの不毛で荒涼とした地を出て行ったあと、1870年代に入ってパンハンドルは豊富な天然資源を産出するようになりました。ヘリウムや石油をはじめ、農業の発展もこの地域に多額の富をもたらすようになり、世界最大規模の牧場も数々見られるようになりました。アマリロはテキサスの他の地域と切り離されているように見えますが、アメリカ横断の主要道路であるインターステート40号線(かつての伝説的なルート66)の通り道にあり、アルバカーキから約300マイル(480㎞)、オクラホマシティの西部から250マイル(400㎞)にあたります。アマリロはスペイン語で「黄色」を意味し、この辺りの土地の特色を表しています。アマリロはスペイン語で、その意味は「黄色」で、この辺りの特色をよく表す色です。今日は「The Big Texan Steakhouse(ビッグ・テキサン・ステーキハウス)」でディナーを楽しみます。
今日はこの伝説的なアメリカのロード・トリップの最終目的地、ロサンゼルスに向かいます。ルート66の終点、サンタモニカ埠頭を目指します。サンタモニカはロサンゼルス最大かつ最古のリゾート地です。かつてはワイルドな海辺の遊び場と言われていましたが、今ではリベラルで健康なライフスタイルを好む人々のコミュニティとなっています。午後のひとときは、チャイニーズシアター、ビバリーヒルズ、ロデオドライブなど、ハリウッド観光でお楽しみくだささい。サンタモニカ埠頭の「End of the Trail(トレイル終了)」の標識を見ると、感慨深い気持ちになることでしょう。大多数が夢みるだけの冒険を終えた喜びと達成感、夢の旅の終了の寂しさが入り混じります。また次の夢のライドでお目にかかれることをイーグルライダーのスタッフ一同楽しみにしております。